読書

今週読んだ本

競輪選手になるには (なるにはBOOKS)作者: 中野浩一出版社/メーカー: ぺりかん社発売日: 2004/05メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (14件) を見る 職業ガイド本シリーズの中の1冊ですが、書いているのは中野浩一。現役選手のインタビュー…

今週読んだ本

日本警察と裏金―底なしの腐敗 (講談社文庫)作者: 北海道新聞取材班出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/04メディア: 文庫 クリック: 14回この商品を含むブログ (4件) を見る 「裏金」と聞いただけで脊髄反射はしませんが、それは裏金が、捜査目的に必要不可…

今週読んだ本

ご臨終メディア ―質問しないマスコミと一人で考えない日本人 (集英社新書)作者: 森達也,森巣博出版社/メーカー: 集英社発売日: 2005/10/14メディア: 新書 クリック: 155回この商品を含むブログ (131件) を見る 森や森巣の著作を複数読んだことがある人にとっ…

今週読んだ本

二十世紀 日本の戦争 (文春新書)作者: 阿川弘之,中西輝政,福田和也,猪瀬直樹,秦郁彦出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2000/07/19メディア: 新書 クリック: 4回この商品を含むブログ (5件) を見る 日露戦〜湾岸戦まで、日本が20世紀に関わった戦争についての…

今週読んだ本

ノモンハンの夏 (文春文庫)作者: 半藤一利出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2001/06/08メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 27回この商品を含むブログ (35件) を見る 隣町にノモンハンの生き残りの凄腕の按摩師がいるという話を知人から聞いて、そういえばノ…

先週読んだ本

ナショナリズムの克服 (集英社新書)作者: 姜尚中,森巣博出版社/メーカー: 集英社発売日: 2002/11/15メディア: 新書購入: 1人 クリック: 32回この商品を含むブログ (54件) を見る 集英社の新書フェアにて。姜尚中と、かつて後楽園競輪で300万儲けて日本を脱出…

今週読んだ本

さらば外務省!―私は小泉首相と売国官僚を許さない作者: 天木直人出版社/メーカー: 講談社発売日: 2003/10メディア: 単行本 クリック: 69回この商品を含むブログ (26件) を見る 佐藤優の本を読んだ後だけに、なおさらワイドショーノリに見えてしまう。どっち…

今週読んだ本

司法のしゃべりすぎ (新潮新書)作者: 井上薫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/02メディア: 新書購入: 1人 クリック: 19回この商品を含むブログ (47件) を見る 裁判所はもっと淡々と仕事しろという、5ページくらいで語れる主張を延々と展開なさっています…

差別主義

民事裁判のしくみについてストーリーを追いながら簡単に解説した本を読んでいましたら、こんな一節がありました。主人公が「地代を払わないくせに競馬や競輪に金を注ぎ込んでいる」と悪い噂を立てられたため、名誉毀損で損害賠償を請求しようと息巻いている…

笹川の続き

このエントリの続きです。 笹川良一への評価は、週刊誌等の「黒幕」的悪評か、『笹川良一研究』をはじめとして死後に出された本に描かれる偉人・聖人君主的評価かに二極分化されます。しかし、あくまでも感覚的なものですが、どちらも笹川の一面しか明らかに…

笹川良一研究

笹川良一研究―異次元からの使者作者: 佐藤誠三郎出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1998/07メディア: 単行本 クリック: 9回この商品を含むブログ (8件) を見る 98年に出て当時ちょっと話題になった本ですが、図書館で借りて今頃読みました。そういえば今年…

神狩り2 リッパー

神狩り 2 リッパー作者: 山田正紀出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2005/03/19メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 13回この商品を含むブログ (63件) を見る もう今は跡形もないのですが、昔(5年くらい前でしょうか)、参競新聞というウェブサイトがあった…

千葉記念、ジャズ本など

オールスターで銭が尽き、今月から来月にかけて大変貧乏につき弾を込めることもままならないので千葉記念は一銭も打っていません。香川の脂肪至宝、川島聖隆先生が大活躍してたようですね。決勝戦だけさきほどダイジェストを観ました。 武田豊樹は相変わらず…

オタクとサブカル

ユリイカ2005年8月増刊号 総特集=オタクvsサブカル! 1991→2005ポップカルチャー全史作者: 加野瀬未友,ばるぼら出版社/メーカー: 青土社発売日: 2005/08メディア: ムック クリック: 95回この商品を含むブログ (128件) を見る わたしはオタクかサブカルかと言…

先人の教え

阿佐田哲也先生が競輪について書いた文章をまとめて読める書籍は本屋にはもう何年も置いてないわけですが、短い文章ならば探せばいくつか読むことができます。色川武大・阿佐田哲也エッセイズ〈1〉放浪 (ちくま文庫)作者: 色川武大,阿佐田哲也,大庭萱朗出版…

競輪選手への道

競輪選手への道―若き練習生の戦い (オフサイド・ブック四六スーパー)作者: 松垣透出版社/メーカー: 彩流社発売日: 2003/04/01メディア: 単行本 クリック: 19回この商品を含むブログ (1件) を見る 89期ルーキーチャンピオンレースが松山記念二日目に行われま…

熱烈応援!

熱烈応援!スポーツ天国 (ちくまプリマー新書)作者: 最相葉月出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2005/01メディア: 新書 クリック: 1回この商品を含むブログ (10件) を見る新創刊「ちくまプリマー新書」の最初のラインナップの中の一巻。10代向けの新書シリー…

競輪祭はなんのお祭りかというと

競輪発祥を記念するお祭りであります。 http://www.keirin.go.jp/land/special/2005/81/what.html 草創期から現在に至るまで基本的に日本国民から白眼視されてきた競輪でありますが、そのせいもあってか歴史がちゃんと語られることは少ない。図書館に置いて…

身土不二の探究

「身土不二」とは今の言葉でいうところの地産地消。遺伝子組み換え作物や食のグローバリゼーションの危険性はすでに一般紙レベルで既知のものになっているが、韓国の例から大規模営農の弱点を指摘した部分は勉強になった。韓国では金融危機の際に農業も大打…

世間と競輪

・・・競輪が世間の嫌われ者という、なにをいまさらな話ではなく、日本の競輪のライン戦は阿部謹也の世間論そのものの世界だというお話。 阿部謹也先生は、西洋と違い、日本には「社会」も「個人」もなく、ただ「世間」だけがあると説く。ごくごくかいつまん…